裁判官の良心　

映画を拝見致しました。初めてこの事件を知ってから三十余年が過ぎました。
私も袴田さんの再審のために活動したいと思っております。

冤罪は絶対あってはならないと思います。私も軽い刑ではありますが無罪を主張してもまかり通りませんでした。

「高速道路でワンボックスカーを運転しながら後部座席の人を髪の毛を掴みながら殴るなどの暴行を働いた」という内容でした。私は身に覚えありませんし、被害者が怪我をしたという診断書もありません。あげくに実家に家宅捜査に入られ、取調では罪を認めないと恋人の家も家宅捜査に入ると言われ、自白調書を作成しました。
裁判官に私が「あなたは運転しながら後部座席の髪の毛を掴み、殴ることができますか?手が三本あるんですか?」と聞いたら「私にはできません」という答えです。私にだってできません。裁判官は起訴＝有罪という図式が出来上がってませんか?
袴田さんとは比べられないくらい小さな事件ですが、私は婚約は破棄され、家族にも縁をきられ、人生が狂いました。正直な気持ちは裁判官、刑事が憎いです。冤罪は絶対にあってはならないのです。

はじめまして。
今日「やしきたかじんのそこまで言って委員会」を拝見し、遅ればせながら初めて、袴田事件、熊本さんの事を知りました。

私の生まれるずっと前に起こった冤罪。袴田さんが失った時間は取り戻せないけれど、真犯人には名乗り出てほしいです。映画必ず見ます。
知人や友人にも話します。
厳しい夏が近づいていますね。
どうかご自愛ください。

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。