裁判官に間違いはないのでしょうか?裁判官の良心とは? 袴田事件を通して、日本の問題点を私なりに日記にしたいと思います。

2007年06月28日

私のした事。

私のした事について反響が大きいとのことで、一言話しておきます。
あの事は別に特別に変わった事だとは思ってません。
「過ちを改めるにはばかる事なかれ」という先人の言葉があります。
別に判決だけではなく、 誤らないようにすることも大事ですけれども、誤ったと気がついた時にすぐ直すということは何事にも通用することでしょう。
最近は、誤ったと気がついても改めない人々が多くなりすぎているのではないでしょうか。 
昔、私が「会社更生」の事件をやっていた頃、「会社更正の神様」といわれた早川種三氏から
プロのマンネリ、素人のひらめき”という貴重な言葉をもらい、私は今でも何事にも、この精神で望んでいます。  参考になれば・・・
色々ご意見ください。

「異例の告白」



明日から、静岡に行きます。
マスコミ取材もありますので、テレビ等で放送するかもしれませんが、
帰ってきて報告したいと思います。  


22:00を私のした事。 at 22:00Comments(3)思ったこと

2007年06月26日

袴田事件 関連ニュース 

6/25日 関連ニュース 

袴田巌死刑囚(71)を支援する「救う会」は25日、1審を担当した元裁判官で「無罪の心証があった」と今年公表した熊本典道氏(69)の陳述書を添えて再審開始を求める上申書を最高裁に出した。

司法記者クラブにて記者会見



■日本テレビ
■TBS
■テレビ朝日 
■東京新聞 
■朝日新聞 
■毎日新聞
■読売新聞
■産経新聞
■時事通信 
■共同通信
■中日新聞
■静岡新聞
■ニッケイネット
■yahoo!ニュース
■livedoorニュース
※削除された記事もあります。

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6/24 サンデープロジェクト 関連

■裁判官の証拠が、メディアによって検証できなくなる 1



■裁判官の証拠が、メディアによって検証できなくなる 2
  


05:00を袴田事件 関連ニュース  at 05:00Comments(5)袴田事件

2007年06月19日

袴田事件 自白の証拠能力②

「自白は証拠の王である」と、昔から言われてきた。
これは全世界共通である。 そのため、どの国の捜査官も、まず自白の獲とくのため、血道をあげる。
しかしそれに集中すると、自白を得るために色々な手段が用いられる。

日本の例をとってみると、戦前の有名な小林多喜二という小説家(蟹工船を書いた)に対する暴行は
有名な出来事で、彼はそのために死んだ。
戦後でも、捜査官が殴る蹴る等して、自白させることが、たびたびあって「そんな自白」を証拠として
利用できるかという事件は数々報告されている。

まず、憲法を見ると、拷問による自白の獲とくが禁止され、刑事訴訟法も同様の規定を設けている。
(日本国憲法38条2項、刑事訴訟法第319条第1項)


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12:00を袴田事件 自白の証拠能力② at 12:00Comments(4)袴田事件

2007年06月18日

袴田事件 サンデープロジェクト 

1966年(昭和41年) 6月30日、事件が起こってからもうじき42年目になります。

今週と来週にちょっと動きがあります。

まず今週、6月24日(日)サンデープロジェクトで大谷 昭宏さんとの会談を放送します。
4時間の収録でしたが、放送は20分くらいではないでしょうか。
※放送の予定は変更する場合があるそうです。

内容については、放送前なので言えませんが、大勢の人に見て貰いたいです。


翌日、6月25日(月) は東京、司法記者クラブで記者会見の予定です。 


弁護過誤による有罪・死刑の責任は誰に帰すべきものか。
ー袴田巌を死刑に追いやった人々ー


私がマスメディアに出る事で、一般の人に袴田事件のことをもっと知ってもらえたら幸いです。




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12:00を袴田事件 サンデープロジェクト  at 12:00Comments(0)袴田事件

2007年06月15日

袴田事件 弁護権の保障

丁度その時期、私は学者として米国連邦最高裁の判決の動きをタイムミューズウィークから知り、最高裁図書館に送ってきたこれらの判決を読みました。
Miranda V. Arizona外3判決として報道され、私も日本の判例時報に次々に紹介していた。

憲法三七条では被疑者に弁護権を保障している
この弁護権は、被疑者と弁護士と意見を交わし、検察官の主張に対してどのような防御をするか等について十分に話し合う事が重要である。

袴田君の場合、果たして十分にこの弁護権を保障したことといえるだろうか、
これが一番の問題点となる。

この点からみると弁護人三人は合計三回しか会っていない。
しかも、三回合計で一五分間という。

昭和四一年当時でさえも僅か一五分しか面会していない。これでは弁護団と袴田君との間の意志の疎通さえも出来ていないはずで、疑われた事件の内容に対する打合せ、反論をどうするか等の事は到底不可能であった事は誰の目でも明らかであろう。



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12:00を袴田事件 弁護権の保障 at 12:00Comments(0)袴田事件

2007年06月14日

袴田事件 自白の証拠能力

袴田事件では何が問題になっているのか。
 
第一審の裁判で最も問題になったのは自白の証拠能力(これを証として有罪を立証するために使用出来るのか)であった。
 
昭和四一年八月一八日、突然逮捕され、丸二十日間二人の静岡県警の誇る強力(ごうりき)班(云ってみれば、静岡県警の誇るエース二名)を彼の取調べに全面的に投入し、その日から二十日間、二人で交互に、一人は調べ官、一人は立会人として彼の取調べにあたった。 証拠はなく、たとえば「これはどうだ」とか、「あるいはこの点についての説明は?」等、彼に示すべき証拠物のない状況で取り調べにあたったことが証明されている。 つまり、この二人は「私が一人でやりました」という彼の自白を求めて調べにあたった。 そして調べる方の二人の警察官はいづれも真犯人だと信じ込んでいて、真犯人なら真実を調官に申しのべるべきだという態度で取調べにあたっている。 この様な、密室での(立会う人もいなく)尋問が丸二十日間もつづいた。
 
このような尋問はすでに昭和四一年六月には、アメリカ合衆国の連邦最高裁判所(ウォーレンコート)で、他に暴行・脅迫等加わらなくても、それ自体強制的な雰囲気を持つものであって、弁護人の立会いがなければ自白が任意されたとはいえないとなっていた。
その点で、この自白は証拠として採用できなかった。

~つづく~


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12:00を袴田事件 自白の証拠能力 at 12:00Comments(1)袴田事件

2007年06月13日

基本的人権 日本の現状

 昭和21年11月3日に日本国憲法が公布され、その第三章以下に「国民の権利及び義務」の定めがあり、その中の第十一条「 基本的人権の享有と本質」で国民の永久不可侵性を定め、第二十八条で「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する」までの間の細かい定めをしているが、国民のどの位の割合の人々がこれを知っているだろうか?
 
世界の国々の人権度を測定した数字を見てみると、フィンランド・スウェーデン・ノルウェーの北欧三ヶ国がだんぜん抜け出ていて、いわゆるG7のうち日本を除く国がつづいて、最後に日本が最下位を示しつづけている。今日もなお、人権発展途上国といわれ続けているのを、いったいどれだけの日本国民が知っている事であろうか。
 
実際に自由・権利又は保障をほぼ尊重しているかどうか、それらの権利が侵害されてないかという点からの調査でも、最低であることが実証されている。こんなことを言い出すとおそらく日本人の大半は、そんなむつかしい事は我々素人には分からないという答えが返ってくるでしょう。
たったこれだけの事でも日本では問題となります。
 
 ところで、袴田事件では何が問題になっているのか。。。。次回につづく。


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12:00を基本的人権 日本の現状 at 12:00Comments(3)基本的人権

2007年06月12日

基本的人権 日本と海外との違い

ロサンゼルスタイムス紙、ARD German TV(ドイツのNHK) のインタビューを受けて、両社の質問者の袴田事件に対する目のつけどころ(視点)が日本の多くの記者のそれと大きく違っていた。
それは人権に対する基本的な考え方についてである。
大学時代から考えていた事でもあるが、人権とは根本的にはフランス革命、アメリカの独立戦争、イギリスのマグナカルタ等に基づくものと私は思ってきた。
一言でいえば革命(市民自らが自分の血を流して、人間らしい市民生活を取り戻した歴史)を
持つか持たないかである。

日本人が人間らしい生活ができる様になったのは、昭和20年8月15日の終戦という何も血を流さなくて自由と人権を与えてもらった日からである。 人によっては300年の違いがある人と、私は400年だと考えているが、格段の違いはどうしょうもないと考えている。
 ロサンゼルスタイムス紙の記者に一言でいうとと問われて次のように答えた。
「日本人が権利を論ずる時、マイライト(私の個々的な権利)でしかないが、英・米ではヒューマンライツ(人間が持って生まれた、人間としての権利を意味する)」と答えたら一応理解できたようだった。
英・米・独でも権利は与えられてもらうものではなく、自ら闘って取るものだという考え方が定着している。  
その差が300年といい、私は400年の違いがあると思っている。
今日の日本のあらゆる現象がそうでなければ説明できないと考えてるが,諸兄姉は如何?  


12:00を基本的人権 日本と海外との違い at 12:00Comments(1)基本的人権

2007年06月11日

はじめまして、熊本典道です。

私は今年70歳になる。袴田君の顔は今も思い出さない日はない。

「(自分が)死ぬ前に一度言っておきたい」という気持ちでマスコミにもでました。

袴田君が開放されない限り、私は救われない。

開放されたとしても彼の一生をつぶしたことになると思っている。


このブログで、日本中の若い人たちにも「袴田事件」を知ってもらい、袴田君を救いたい!

また、袴田事件をとおして日本の問題点を書いていきたいと思います。


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12:00をはじめまして、熊本典道です。 at 12:00Comments(10)ご挨拶